悩みタイトル

帯状疱疹について以下の症状に当てはまることはありませんか?

肌がピリピリと痛みが走るときがある。
→ウイルスが神経節に潜んでいる為に痛みが発生してしまいます。

ここ最近、心身共に疲労感が絶えないことが多い。
→仕事や労働の過労などによるストレスが原因で帯状疱疹を発生させてしまいまうことがあります。

胸部や頭部に赤い発疹がある。
→帯状疱疹は、主に頭部や胸部に赤い帯状の発疹が出やすくなります。

現在の年齢が20代もしくは50代以上である。
→加齢に伴い免疫能力が低下し、帯状疱疹の発症リスクが上昇することがあります。

唇が乾いていたり、亀裂が走っている。
→合併症により口角炎を発症しやすい為に唇が乾いてしまったり、亀裂が入ってしまうことがあります。

帯状疱疹後に対する当院の考え

帯状疱疹は、水疱瘡の感染後に水疱瘡帯状疱疹ウイルスが神経節に潜伏感染し、再活性化することによって引き起こされる疾患です。

症状は、同部位のピリピリとした痛みから始まり、水疱ができ、さらに痂皮化(かさぶた)するにつれて疼痛も軽減していきます。しかし、皮膚の所見が軽減しても、疼痛が数か月以上にわたって持続する場合もあります。

帯状疱疹は年齢に関係なく発症するリスクがある疾患であり、若い世代でもストレスや疲労から発症することがあります。
一方で、加齢に伴い免疫機能が低下し、発症リスクが高まることもあります。
また、帯状疱疹は大気中から空気感染することもあるため、感染対策が必要です。

帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか

帯状疱疹を放置すると体温が39℃以上に上昇し、頭痛などの全身症状が現れる可能性があります。さらに、水痘ウイルスは神経を傷つけながら伝播します。

症状が悪化すると、肋間神経が損傷される可能性があり、これにより呼吸に必要な筋肉が機能しなくなり、呼吸が困難になることがあります。

また、三叉神経が影響を受けると、舌の動きや視力に問題が生じ、最悪の場合、失明の危険性があります。

帯状疱疹後の軽減方法

帯状疱疹の対策には、通常、投薬施術や塗り薬の処方が一般的です。
また、先に述べたように、主な原因はストレスと免疫機能の低下です。この原因に焦点を当てて対策をすることが大切です。

ストレスが免疫機能を低下させることもありますし、逆に免疫力が低下することでストレスが蓄積されることもあります。
そのため、食事と睡眠が帯状疱疹の対策において重要です。

免疫細胞を形成するためには、肉や魚、大豆食品などのタンパク質や、成長促進と免疫力維持に寄与するレバーやうなぎなどの食物を摂取することがおすすめです。
また、ビタミンAが豊富な緑黄色野菜、免疫細胞を活性化させるビタミンC、免疫向上に役立つ亜鉛が含まれる食品などで栄養素を補うことが大切です。

帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

帯状疱疹後の軽減に効果が期待できる当院の施術メニューをご紹介します。

・鍼施術
筋肉の硬さや不調を軽減するのに役立ちます。
・全調整鍼
体の内面的な問題である免疫機能、自律神経系、内臓系などを調整するための経穴(ツボ)を刺激します。

これらの鍼施術は、帯状疱疹後の不快な症状を軽減するのに効果が期待できます。

・全身矯正
歪んだ骨格を整え、アンバランスになった筋肉の硬さや感度を軽減します。
・ドライヘッド矯正
頭部の歪みや浮腫み、乱れた自律神経を整えるのに効果が期待できます。

これらの矯正施術は、身体の調和を取り戻し、帯状疱疹の後遺症を和らげるのに役立つと考えられます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

まず、鍼施術は凝り固まった筋肉をほぐすことで、血管の通りを改善します。
これにより、筋肉や内臓への栄養供給や熱の供給がスムーズに行われるようになり、免疫力が向上する間接的な効果が期待されます。

全調整鍼は、自律神経の乱れを整え、不調な内臓を活性化させることで免疫能力を向上させます。
自律神経の調整は免疫システムに直接影響を与え、身体のバランスを回復させます。

矯正施術も全調整鍼ほどではありませんが、自律神経を調整する効果が期待できます。特に、ドライヘッド矯正は頭部や自律神経の浮腫み、歪みを整えるのに効果があり、鍼が苦手な方におすすめしています。

軽減するために必要な施術頻度は?

軽減するために必要な施術頻度に関しては、まず期間で考えて頂きたいです。

身体の悪い部位を完治するには約1年程かかります。その1年を3ヶ月ごとに4分割します。この3ヶ月は身体の悪い細胞が良い細胞へと変化していく周期が3ヶ月とされています。
3ヶ月ごとに「症状軽減」→「症状固定」→「症状解消」→「予防&メンテナンス」となっていきます。

3ヶ月の中でも、1回の施術による効果が持続する期間は約2~3日とも言われているので、最初は週に2~3回のペースで通院するのを3ヶ月間頑張っていただき、そこから少しずつペースなどを調整していく予定です。