悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

肉離れイメージ

走ったらプチンと音がして激痛が走った
→肉離れの可能性があります。まず運動は中止してアイシングをしましょう。

歩行困難な痛みがある
→肉離れの特徴でもあります。痛みがあるうちは安静に過ごしましょう。

肉離れになったらどうしたらいいですか?
→すぐに処置をすることで症状の悪化を防ぐことができます。RICE処置が有効です。

どのくらいで症状が良くなるか
→肉離れは完治するまでに時間がかかります。運動復帰まで1ヶ月はみておくと良いでしょう。その間にいかに施術や安静ができるかによって結果が変わります。

内出血が中々取れません
→肉離れを適切な処置をしていない時に起こる可能性があるのが内出血です。まずはアイシングをして様子を見ましょう。

肉離れで知っておくべきこと

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肉離れは主に運動中に起こりやすい症状です。急に動いたり、ストレッチをせずに身体を動かすことが原因で起こることが多いですが、肉離れには前兆があります。

筋肉が硬直していたり、身体が硬くなっている時は注意が必要です。運動前や後のストレッチは非常に重要です。急激に動かしてしまうと、筋肉が異常収縮し、怪我につながることがあります。これが肉離れを引き起こす原因となります。

十分にストレッチを行い、時間に余裕があれば筋肉を温めて、コリをほぐすようにしましょう。もし肉離れを起こしてしまった場合は、早急に冷やして炎症を抑えることが大切です。

症状の現れ方は?

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肉離れは運動中に起こりやすい症状で、特に激しく動くスポーツに多く見られます。ダッシュやジャンプなどで急激に筋肉が引き伸ばされたり、急に収縮したりすることで、筋繊維(筋肉の束のようなもの)が部分的に切れてしまいます。このため、歩こうとした時に激痛が走り、次の動作に移すことができなくなるほどの強い痛みを伴うことがあります。

肉離れは軽度の症状から重度の症状までさまざまです。筋肉の疲労が強く蓄積されていると、ちょっとした動作で肉離れを起こすこともあります。また、気温差が激しい日には血液の流れや循環が悪くなり、肉離れが起こりやすくなるため、注意が必要です。

その他の原因は?

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肉離れと似た痛みが表れる現象として、足がつる(こむら返り)ことがあります。こむら返りは、主にふくらはぎなどの筋肉が異常収縮(けいれん)を起こす状態です。場合によっては激しい痛みを伴い、筋肉に力が入ってしまい、力を抜こうとしてもなかなか抜けないことが多いです。

こむら返りの原因としては、水分不足が挙げられます。普段から水分を取らずに運動をしていると、筋肉が十分に働かなくなり、足がつりやすくなります。また、就寝中に足がつることもあります。人は一晩でコップ1杯分の汗をかくと言われており、身体の水分が失われることで筋肉が疲労し、足をつることがあります。

こむら返りは筋肉全体に痛みが広がるのに対し、肉離れは特定の部位にピンポイントで痛みが表れるのが特徴です。症状が表れた場合は、自分で判断せず、整骨院や病院を受診するようにしましょう。

肉離れを放置するとどうなる?

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肉離れを放置すると、筋肉が傷ついている状態が続き、柔軟性が低下していきます。一度柔軟性が低下すると、後に柔軟性を取り戻すのが時間がかかり、難しくなります。

また、他の箇所にも肉離れを起こしやすくなるリスクが高まるため、筋力も衰えていきます。その結果、運動機能が低下し、怪我をする前の状態に戻すことが難しくなります。放置することは避けましょう。

放置すると、後々後遺症が残りやすく、筋肉にしこりのようなものができて違和感が続くことがあります。肉離れを繰り返さないためにも、適切な処置が必要です。

当院の施術方法について

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当院では、肉離れの重症度に応じて施術内容を考慮し、対応しています。

主に筋肉を緩める手技療法を行いますが、過度に強く揉みすぎると症状が悪化する可能性があるため、まずは痛めてしまった患部を約10分間アイシング(冷却)します。その後、電気のEMSを使用して細胞の活性化を促します。基本的には、患者様の状態に合わせて施術を進めていきます。

回復のスピードは個人差があるため、最終的には今後肉離れを予防できるような身体作りを目指していきます。具体的には、鍼を行ったり、筋肉を伸ばすストレッチを施すなど、状態を見て進めていきます。

改善していく上でのポイント

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例えば、運動をしている方の場合、症状が軽減するまではできるだけ運動を控えるように心がけてください。痛めてしまった直後は炎症が強く、安静にしたり冷却を行ったりしないと症状が悪化する可能性があるため、運動は中止しましょう。安静にすることで痛みが少しずつ軽減し、次第に運動を再開できるように準備を進めていきます。

肉離れを発症してから2〜3週間後は再発のリスクが高くなるため、慎重に血流を促進し、筋肉をほぐすことに注力します。症状が落ち着いた段階では、再発防止を目的に筋肉を緩める施術を続けるとともに、筋力強化やインナーマッスルを鍛えることを行い、運動再開後もスムーズに行えるようサポートしていきます。